●主要工事実績
衛生センター・・・クレーン保守点検業務委託
会館大ホール・・・屋外リフト保守点検業務委託
浄化センター・・・クレーン点検業務委託
環境技術センター・クレーン点検業務委託
リサイクルプラザ・クレーン点検業務委託
弊社の売れ筋商品をご紹介します。
天井クレーンは、建屋の両側の壁に沿って設けられたランウェイ(走行軌道)を走行するもので、天井近くで稼働するため天井クレーンと呼ばれています。
つり具にはフックを使用し、大型機の場合は主巻きの他に補巻きが装備されています。
一般に巻上げ、横行、走行の3動作が可能で、広範囲の作業領域を確保できるため、機械工場での重量物や部品の運搬等に使用されています。
なお、この形式のクレーンであれば屋外に設けられていても天井クレーンと呼ばれます。
ホイスト式天井クレーンは、トロリの代わりに電気ホイストを使用したもので、小型、小容量のものが多く、床上で操作する方式が一般的です。
2.93tつり積載形Crのジブが送電線に接触し操作者が感電死
原因
積載形Crを送電線(66,000V)の近くに設置したこと。 送電線から4m離れた場所に防護ゲー卜を設置しなかったこと。 「上部高電圧送電中」などの垂れ幕を設置しなかったこと。 監視人を配置しなかったこと。
操作者Aはジブ先端を送電線に近づけた〔「高圧線(7,000V以下)=送電線(7,000Vを超えるもの)」の認識だった〕こと。 玉掛け作業者Cは,帯電中の積載形Crに触れたこと。 職長Dは連絡車の中におり,現場に不在だったこと。
事業場は足場材レンタルの協力会社に,「送電線(66,000V)近接作業における危険性」を伝えなかった〔電力会社から事業場には書面で通知済〕こと。 事業場の担当者・協力会社の職長も,送電線の近接作業の危険性を認識していなかったため,作業計画の事前打ち合わせを行わず,RAも実施しなかったこと。 事業場・協力会社は事前に「送電線近接作業の作業手順書」を作成しなかったこと。 作業開始前にKY活動を実施しなかったこと。
対策
積み荷の運搬を行っていた多目的台車は送電線から離れた場所に置き,積載形Crは最大作業半径から4m以上離れた場所の近くに設置すること。 送電線から4m以上離れた場所に防獲ゲートを設置すること。 「上部高電圧送電中」の垂れ幕を設置すること。 高電圧作業の知職のある監視人を配置すること。
操作者は「高圧線在送電線」を認識し,「ジブ先端を送電線に近づけて作業」は厳禁とすること。 作業者は全員,帯電中の積載形Crに触れるのも厳禁とすること。 職長は危険な作業中は現場に常駐し作業管理・安全管理を行うこと。
事業場は足場材レンタルの協力会社に対しても,送電線の近接作業の危険性を伝えること。 事業場の担当者・協力会社の職長も,送電線近接作業の危険性を認識し,事前に作業計画の打ち合わせを行い,RAも実施すること。 事業場・協力会社は事前に「送電線近接作業の作業手順書」を作成するとともに関係労働者に周知すること。 作業開始前にKY活動を実施する。